現在、CHRIST・CODE の構成変更を行っております。予めご了承くださいませ。

第五章 マハー・マウドガリヤーヤナ

【LEVEL.8】マハーヴァストゥ【Lv.??】The Sound of the BodhisattvaBuddha,s・Code
この記事は約8分で読めます。

2021年3月21日:記事の一部を修正いたしました。

金色の下線がついた文字をクリックまたはタップしていただくと、その言葉の意味を説明した『Weblio辞典』か『Wikipedia』のページが開きます。よろしければご活用くださいませ。

会話形式による本編

お<ruby>釈迦様<rt>しゃかさま</rt></ruby>
釈迦様しゃかさま

如是にょぜ

<ruby>小僧<rt>こぞう</rt></ruby>1、2
小僧こぞう1、2

如是〜

お釈迦様
お釈迦様

今回は『マハー・マウドガリヤーヤナ』を紹介します。

神通第一、『木蓮もくれん』『目犍連もくけんれん』『モッガラーナ』

前回(第四章 智慧第一)は『コーリタ』と書きました。

そして、『マハー・マウドガリヤーヤナ!』

小僧1、2
小僧1、2

読みにくい‥‥

お釈迦様
お釈迦様

如是! 確かに馴染なじみもないかもしれません。

しかし、圧倒的によく出てくる呼び方ですので、今回は『マウドガリヤーヤナ』で通します。

マハーは『摩訶まか』‥‥大先生の『大』みたいなモノです。

お釈迦様
お釈迦様

法華経では『授記品じゅきほん』の中で『カーシャパ』『スブーティ』『カーティヤーヤナ』に続いて授記されます。

多摩羅跋栴檀香如来たまらばつせんだんこう にょらい』の浄土は『意楽』、時代は『喜満きまん』。

お釈迦様
お釈迦様

マハー・マウドガリヤーヤナは神通力じんつうりきで天界や地獄をめぐったり、鬼神きじんや龍を降伏こうふくさせたり。異端者や外道を追放したために多くのうらみを買ったようです。

特にジャイナ教徒からは迫害はくがいされました。

ダイバダッタの弟子でし達にも暗殺されかけました。

小僧1
小僧1

イケイケだったのかな?

小僧2
小僧2

オラオラだったのでは?

お釈迦様
お釈迦様

仏門ぶつもんそうですからオラついてはいないはずですw

お釈迦様
お釈迦様

真面目まじめ豪快ごうかいな、何というか‥‥キャプテンキャラのような感じでしょうか?

シャーリプトラとは対照的な性格であったそうです。

シャーリプトラは機転きてんが利いて要領ようりょうがよく賢しい。悪く言えばズルイ、あるいは上手い。

神通力の方がズルそうな感じがしますが、そうではなかったようです。

お釈迦様
お釈迦様

その昔、とある画家が旅をしたとき、一人の彫刻家の家にめてもらいました。

そして彫刻家が画家に悪戯いたずらを仕掛けました。

木で美女をって化粧けしょうをして、綺麗きれいな着物を着せて部屋にはべらせておきました。

その美女に見惚みほれた画家が美女の手を取ると、なんと、その手が取れてしまいました。

だまされたと気付いた画家は、壁に自身が死んでいる絵を描いて、明け方に出て行きました。

翌朝、昼を過ぎても起きてこない画家が気になって部屋をのぞくと、画家が死んでいるので腰を抜かすほど驚いたそうな。

この時の画家がシャーリプトラで、彫刻家がマウドガリヤーヤナです

どちらも本物と見紛みまご凄腕すごうでの名人芸なのですが、彫刻の方が圧倒的に手間がかかりますよね?

質実剛健しつじつごうけんなマウドガリヤーヤナに、当意即妙とういそくみょうなシャーリプトラが切り返す。

そんな関係だったようです。

小僧1、2
小僧1、2

智慧ちえ“ VS “神通じんつう“!

お釈迦様
お釈迦様

如是! それは『智慧』の勝ちのようですね。

お釈迦様
お釈迦様

またある時は、二人の彫刻家でありました。

互いに腕を競い合っていました。

二人して王に呼ばれ、宮殿の壁画へきがを彫ることになりました。

一人は精妙せいみょうな壁画を彫り始め、もう一人は一心不乱に壁面をみがき始めます。

半年後、壁画が完成したと聞いた王様が壁画を見にやってくると、片方には精密せいみつ荘厳そうごん見事みごとな壁画が彫り上げられていましたが、もう一方の壁面には何も彫られていませんでした。

王様は「どういうことか?」と問い詰めました。

すると、壁面を磨き続けた彫刻家が、「王よ、ここに立ってごらん下さい」と言ったので、王様はその場所に立ってみると、そこからは見事な壁画が両方に見ることができました。

鏡のごとみがき上げられた壁面に映り込む壁画は、ベール越しに見るかのように映り、蜃気楼しんきろうの向こうに見えるようでもあり、王様はその景色を大変気に入り、どちらの彫刻家もたたえました。

真面目に彫ったのがマウドガリヤーヤナで、磨いたのがシャーリプトラです。

そして王様はお釈迦様です。

もし、マウドガリヤーヤナだった彫刻家の腕をシャーリプトラだった彫刻家が信用していなかったら、この手は使わなかったでしょうね。

小僧1、2
小僧1、2

“智慧“ 恐るべし!

お釈迦様
お釈迦様

まったく如是! 真の『智慧』に勝るものなしですね。

お釈迦様
お釈迦様

さて、マウドガリヤーヤナで一番 有名な話が『盂蘭盆会うらぼんえ』でしょう。

小僧1
小僧1

元気ですかぁー!

小僧2
小僧2

元気があれば、何でもできる!

お釈迦様
お釈迦様

え?‥‥あぁ猪木ボンバイエ とは何の関係もありませんよw

お釈迦様
お釈迦様

『盂蘭盆』とは逆さ吊りのことです。

小僧1、2
小僧1、2

プロレスやん!

お釈迦様
お釈迦様

www

お釈迦様
お釈迦様

はい、マウドガリヤーヤナは亡くなった母親が天界に生まれ変わっているか確認しに天界へ見に行きました。しかし母親を見つけられませんでした。

もしやと思って地獄を見に行くと、『逆さ吊り』にされた母親が獄卒ごくそつに責められていました。

マウドガリヤーヤナは神通力を駆使くしして、どうにか母親を獄卒から取り戻しましたが、着物も食べ物も燃え尽きて与えることができない!

パニックを起こしたマウドガリヤーヤナは、お釈迦様に懇願こんがんしてどうすればいいか教えてもらいました。

お釈迦様はマウドガリヤーヤナの母親が餓鬼道がきどうに落ちたのは、『慳貪けんどんの罪』によるものであると教えて、皆んなに供養くようするようにと言いました。

そこでマウドガリヤーヤナは、雨季の修行を終えた僧達 全員に宿と食事を用意してうたげを開いてもてなしました。

すると僧達の喜びが餓鬼道にまで伝わり、母親は救われました。

その時の食事の法が供養くよう儀式ぎしきとして伝わり、母親が救われた喜びでマウドガリヤーヤナが踊り狂った様子が『盆踊ぼんおどり』になったとか。

イヤイヤ、踊り狂ったマウドガリヤーヤナをいさめるためにみんなで踊ったんだとか何だとか‥‥

お釈迦様
お釈迦様

とにかくすさまじい神通力ですが、万能とはいかないのでありました。

コーサラ国の軍勢がお釈迦様の故郷カピラヴァストゥに攻め込むのを知ったマウドガリヤーヤナは、お釈迦様に言いました。

『神通力でコーサラ軍を異世界に投げ捨てましょう。』

お釈迦様は答えました。

『お前は過去のごうを異世界に投げ捨てられるのか?』

ならば、と、マウドガリヤーヤナ。

『それではカピラヴァストゥを空中に浮かせましょう。』

お釈迦様は答えます。

『お前は過去の業を空中に浮かせれるのか?』と。

マウドガリヤーヤナは『因果応報いんがおうほう』のむくいは神通力では止められないと知り、あきらめたといいます。

このことがマウドガリヤーヤナの臨終りんじゅうにも関係しているように思います。

また、伝説では如来の涅槃ねはんに先だって、上首じょうしゅの二弟子がまず涅槃するのは『三世諸仏さんぜしょぶつ常法じょうほう』と言われます。

未来仏みらいぶつとなり過去仏かこぶつとなり、『きかな、善きかな』と言いに行ったのでしょう。

小僧1、2
小僧1、2

善きかな、善きかな♫

お釈迦様
お釈迦様

さて、お釈迦様が涅槃ねはんせんとするのを知ったマウドガリヤーヤナは

『我、まさに涅槃とす』と思っていました。

これが因果でしょうか?

そこを外道のバラモンに襲われてしまいます。

命からがら神通力でシャーリプトラのもとへと向かいました。

傷だらけでボロボロのマウドガリヤーヤナに、シャーリプトラは『何故、神通力で逃げなかったのか?』と問いました。

マウドガリヤーヤナは『これが宿業しゅくごうであり因果応報である』と答え、先に涅槃すると告げました。

シャーリプトラは言いました。

「しばし待て、我まさにまず涅槃すべし!」と告げて、母親を教化すべく最後の旅へと向かいました。

お釈迦様
お釈迦様

後に、ある比丘びくがお釈迦様に『なぜマウドガリヤーヤナは外道に撲殺ぼくさつされたのか?』と問いました。

お釈迦様は、

『マウドガリヤーヤナは過去世かこせいにおいてバラモンの子として生まれ、婦人を淫溺いんできして母親に孝行しなかった。ある日、母親に怒り、いわ如何いか勇力ゆうりきの人を得てかの身形みなりを打たん。この悪語あくごによって五百生ごひゃくしょうの中において、まさに打砕ださいせられなおも、この報いを受けたのだ』と説明しました。

また別の過去世では弊魔へいまだった時、しばしば狗桜孫くるそん仏<過去七仏の第四仏>の上首じょうしゅの弟子をもてあそび、大杖で彼の頭を打って血を流させたことで地獄に落ちたとも。

その宿業しゅくごうにより、お釈迦様の上首となり外道に撲殺される運命を辿りたどました。

しかし、マウドガリヤーヤナが仏教に帰依きえした功績は殊更ことさらに大きく、人々や人々以外の者達はその名にマハーをかんし、『マハー・マウドガリヤーヤナ』と呼ぶのであります。

以上です、赤腹如是やくぶーにょぜ

小僧1、2
小僧1、2

如是〜!

お次の授業『第六章 燃灯仏物語』はこちらからもお読みいただけます

如是~! お次はどうなさいますか?


この記事を書いた人
この記事を書いた人
ぼだなんばく

どうも、ボダナンバクです。
小3病を拗らした痛いオッサン新米菩薩ですが末長く宜しく願います。

Hello. I'm Bodanum-Baku.
I'm a newcomer, Bodhisattva, and I look forward to working with you for a long time.

ぼだなんばくをフォローする
シェアする
CHRIST・CODE

コメント

タイトルとURLをコピーしました