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第四章 智慧第一

【LEVEL.8】マハーヴァストゥ【Lv.??】The Sound of the BodhisattvaBuddha,s・Code
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2021年3月21日:記事の一部を修正いたしました。

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会話形式による本編

お<ruby>釈迦様<rt>しゃかさま</rt></ruby>
釈迦様しゃかさま

如是にょぜ

小僧1、2
小僧1、2

如是〜

(注釈)このコーナーでの「如是にょぜ」は正道会館せいどうかいかんの「押忍おす!」とほぼ同意です。

お釈迦様
お釈迦様

はい!今回は、お釈迦様の弟子でしといえば、この人。

舎利弗しゃりほつ』『舎利子しゃりし』『シャーリプトラ』『サリープッタ』

もしくは『優波底須うぱてぃっさ』、法華経(第三章 譬喩品ひゆほん)では『ティシュヤ』と全て同じ人を指します。

ちなみに『舎利弗』は名字になると『とどろき』と読みます

小僧1
小僧1

車🚗、車🚗、車🚗

小僧2
小僧2

🚘✖️三つのアノ!

お釈迦様
お釈迦様

如是!その『轟』と同じ読みです。

いるんですね、そんな名字の方が!

合ってみたいですね!

できればマッ○とかには行かないで欲しいですね。

お釈迦様
お釈迦様

はい、法華経では第三章『譬喩品ひゆほん』の中で一番に『授記じゅき』をもらいます。

一国の王子に生まれ、それでも全てを投げ捨て成仏して『華光如来けこうにょらい』となります。

その浄土は『離垢りく』。時代は『大宝荘厳たいほうしょうごん』と呼ばれ、弟子である堅満菩薩けんまんぼさつもまた、『華足安行仏けそくあんぎょうぶつとなる』と授記されます。

さて、『堅満菩薩けんまんぼさつ』とは誰の未来世みらいせいでしょうか?

小僧1、2
小僧1、2

誰なの?

お釈迦様
お釈迦様

それが分かるのは如来しかいないでしょう。

しかし思いをせるのは自由です。

その辺りを一考するのも楽しいモノです。

お釈迦様
お釈迦様

さて、プトラやプッタとは『子供』という意味でシャーリは『お母さん』の名前です。

7、8人の兄弟がいたそうなので、その人達は全員がシャーリプトラと言えます。

ですから本名は『ウパティシュヤ』です。

家柄も頭も容姿も良かったと伝えられています。

小僧1
小僧1

イケメン!

小僧2
小僧2

リア充!

お釈迦様
お釈迦様

お釈迦様と出会ってからは、そうですね。『リアじゅう』だったかもしれませんね

お釈迦様
お釈迦様

彼は高貴なバラモンの生まれで、おじいさんのマタラはビンバショラ王(マガダ国王)の御前ごぜんで南の国のバラモンと討論とうろんして勝利し、ラージャグリハ(マガダ国の首都)近郊きんこうの村をもらいましたが、やがて南の国から来た『テイサ』というバラモンと討論して今度は負けてしまいます。

国王はマタラから村を取り上げてテイサに与えましたがテイサは謙虚けんきょ辞退じたいしました。

そしてテイサはマタラの子シャーリと結婚して、舎利子『ウパ・ティシュヤ』が生まれました。

お釈迦様
お釈迦様

『ティシュヤ(舎利弗)』と言えば『コーリタ(木蓮もくれん)』と一緒に『二大弟子』とも呼ばれます。

隣村(コーリカ)に住んでいました。

年も家柄も才覚さいかくもほぼ等しく『』が合ったので自然と親友になりました。

それもそのはず、お釈迦様と二人は輪廻りんねの中で何度もめぐり合います。

ある時は花屋、ある時は画家と彫刻家、またある時は二人の彫刻家、そしてまたある時は獅子ししとらという具合に…

お釈迦様
お釈迦様

そんな二人は、ある日、ラージャグリハ近くの山で行われる盛大な祭りに出かけました。ビンバショラ王の子、アジャセ太子(法華経にも登場します)も臣下しんかともなって見に来るほどに盛大なもよおしでありました。

みんなが楽しそうにしているのを見ても、ティシュヤには何がそんなに楽しいのか、まったく理解できず、むなしくなり、いたたまれなくなって祭りの喧騒けんそうを離れて静かな森へと入って行きました。

同じく、いたたまれなくなって祭りから出て来たコーリタがティシュヤに話しかけます。

『あの人達はったように生き、夢でも見るように死んでいく。』

『あぁその通りだコーリタ、100年も経てば誰も生きても無い。一体、人とは何のために生きるのだろうか?』

『俺も同じ虚しさを感じたよ。俺たちは出家して、その答えを探そう』

そう言って一緒に出家する約束を交わしました。

小僧1
小僧1

よし、俺たちも出家しよう!

小僧2
小僧2

うむ、そうしよう!

お釈迦様
お釈迦様

アナタ達はすでに出家してますよ?

言ってみたかったんですね、わかります。

お釈迦様
お釈迦様

そして二人は『六師外道ろくしげどう』の一人であるサンジャヤに弟子入りし、一週間でサンジャヤの教えを体得たいとくして200人以上を預かる師範しはんとなり、数年をこの教団で過ごします。

しかし、二人はサンジャヤの教えでは自分達の迷いを解決できないと分かっていました。

いつか本当の答え、真理を説く人を見つけたらココを出ようと決めていました。

お釈迦様
お釈迦様

ある朝、ティシュヤは托鉢たくはつをしている一人の僧を見かけました。その僧から、ただならぬ気配を感じて托鉢が終わるのを待って声をかけました。

ティ『和多志わたしは宇宙の始まりの意味を、人が生きる理由を探しています。アナタはその答えを持っていますか?』

僧『残念だが和多志は、その答えを持ってはいない。しかし和多志の師事しじする御方おかたは、その答えを持っているであろう。』

ティ『アナタと、その御方のお名前は?どのような教えを説くのですか?』

僧『和多志はアッサジ(初転法輪しょてんほうりん五比丘ごびくの一人)我が師は “諸法しょほういんよりしょうじ、諸法は因より滅する。生とめつとは、かくのごとし“ と仏陀ぶっだは説きたまう』

アッサジは “因果いんがの道理“ を説明しました。コレを聞いた途端にティシュヤは『預流果よるか阿羅漢果あらはんかに至る初段)』に達したといいます。

ティ『アナタの言う通りです。アナタの師、仏陀ぶっだおっしゃっているのが真理です』

さっそくコーリタにも教えなければと思ったティシュヤは丁寧ていねいにアッサジにお礼を言って顔を輝かせて一目散いちもくさんにコーリタのもとへ向かいました。

別人のようにきらめいているティシュヤに驚いたコーリタに『因果の道理』を聞かせると、コーリタも煌めき出し喜びに震えました。もうじっとしていられなくなった二人はサンジャヤにお礼を言って教団を後にし、仏陀のもとへさんじました。

それを聞いたサンジャヤの弟子250人も二人の後を追ったのでサンジャヤは血を吐いて倒れたといいます。

小僧1、2
小僧1、2

あわれな、サンジャヤ

お釈迦様
お釈迦様

如是!外道ですから。

こうして釈迦教団へと入門したティシュヤは、お釈迦様からも厚く信頼され、祇園精舎ぎおんしょうじゃ建立こんりゅうの現場監督や、お釈迦様の実子であるラーフラの教育係を任されたりもしました。

ある日、祇園精舎にお釈迦様が来られたとき、お釈迦様は弟子であり、侍者じしゃであり、弟であったアナンに尋ねたことがありました。

『アナンよ、お前はティシュヤの説法が好きか?』

『はい、いやしくも智慧者ちえしゃの自負を持つ者であれば、マハー・ウパ・ティシュヤの説法を喜ばない者はいないでしょう。ティシュヤは常に仏法を称賛しょうさんし人を真理へと導くことに、いとまを設けようともしません。』

『アナンよ、お前の言う通りだ!ティシュヤは和多志が四諦したいを略説すればコレを他の人のために解りよく広く説き示す、智慧極まりなく数多あまた疑念ぎねん払拭ふっしょくする真の智慧者だ!』

この日、お釈迦様は珍しく遅くまでアナンとティシュヤのことを語り合ったそうです。

小僧1、2
小僧1、2

えぇ話やなぁ〜

お釈迦様
お釈迦様

如是!人が人について人と語り合う姿とは、かくありたいと私も思います。

最高の悟りを得た人の孤独とは如何程いかほどのモノか? 計り知ることも叶いません。

ほんの少しでもソレを柔らげ得る弟子の存在は、お釈迦様にとっても得難えがたい存在だったのではないでしょうか?

お釈迦様
お釈迦様

はい、このように40年以上もお釈迦様に付き従い仏法を学び伝えひろめたティシュヤも、お釈迦様入滅の前に病に侵されてしまいます。

自身の死期を悟ったティシュヤは、最後に母・シャーリにこの素晴らしい仏教を伝えたいと思い立ち、お釈迦様の許しを得て今生こんじょうでの別れを深い感謝と共に告げました。

竹林精舎ちくりんしょうじゃを出ると、たくさんの僧達が別れを惜しみついて来るので、ティシュヤは『侍者は一人で十分だ』と伝え、ついてきた僧達に『一時も無駄にせず修行にはげむのだ!』と鼓舞こぶして弟子のチェンダと共に生まれ故郷へ向かいました。

お釈迦様
お釈迦様

ティシュヤは家に着くなり容態が急変し、おびただしい量の血を吐き倒れ込みました。

それを見たシャーリが茫然ぼうぜんと立ち尽くしていると、天から輝く人々が降りてきてティシュヤを介抱かいほうし始めました。

『一体、何事なのか?』とチェンダに聞くと、天人てんじん達がティシュヤを介護するために現れたのだと説明されました。

シャーリは我が子が数多の天人に護られている威徳いとくに驚きました。

機を見たティシュヤはシャーリに人生最後の説法をして見事に我が母・シャーリを教化きょうけして見せました!

小僧1、2
小僧1、2

凄い!舎利弗(とどろき)!

お釈迦様
お釈迦様

如是!最後の瞬間まで仏教をひろめ続けたティシュヤ!

自分の命ですらも教化の道具としてしまう。

その機転はまさに『智慧第一』でありましょう!

お釈迦様
お釈迦様

はい、今日の授業はここまで。赤腹如是やくぶーにょぜ

小僧1、2
小僧1、2

如是〜

お次の授業『第五章 マハー・マウドガリヤーヤナ』はこちらからもお読みいただけます

如是~! お次はどうなさいますか?


この記事を書いた人
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ぼだなんばく

どうも、ボダナンバクです。
小3病を拗らした痛いオッサン新米菩薩ですが末長く宜しく願います。

Hello. I'm Bodanum-Baku.
I'm a newcomer, Bodhisattva, and I look forward to working with you for a long time.

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